住宅ローンの資金計画ガイド ※文字サイズ変更できます


メインバンクでないと住宅ローンは組めない?


メインバンクでないと住宅ローンは組めないのですか?

最近、住宅ローンを利用するには、公共料金の引き落とし、給与振込、銀行クレジットカードの作成などを条件にしているところが多いようです。

これはもちろん顧客獲得のためなのですが、住宅ローンを組む銀行が自宅から遠かったり、通常利用している金融機関ではない場合には、公共料金やクレジットカードの引落口座を変更したり、毎月返済金額を引落口座へ振込んだりとかなり手間がかかることにもなります。

よって、金利のメリットだけでなく、その後の生活スタイルや返済後の利便性なども考慮してトータルでメリットを判断するようにしたいものです。

金融機関の金利優遇サービスにも条件があるのですか?

金融機関では、色々な金利優遇サービスを行っていますが、そのほとんどが次のような条件を設けています。

●公共料金の口座振替が一定種類以上あること
●給与振込または年金振込口座にすること
●銀行のクレジットカードを作成すること
●貯蓄預金、定期預金、財形貯蓄のいずれかを利用していること

上記に加えて、信用金庫や地方銀行の中には、毎月積立をしていることを条件にしているところもあります。

そして、それらの条件をいくつ満たしているかによって金利優遇が決まるケースも多く、金融機関とのどれだけ懇意にしているかによって金利が変わってくるといえます。

ちなみに、勤務先によっては給与振込口座は変更できない場合もあるので、条件の確認は必須です。
関連トピック
最近の住宅ローンの特徴はどうなっていますか?

最近の住宅ローンの特徴としては、リスクが細分化された商品や、個別のニーズに合わせた商品が多く出てきています。

具体的には、「一定期間金利の優遇をつける」、「金利上昇リスクを回避する商品の発売」、「繰上返済や保証料を無料にする」、「女性向けなどの特約付きの商品の増加」などがあげられます。

また、航空会社と金融機関が提携して、住宅ローンの利用でマイレージが獲得できるなど、ローンには直接関係ない特典の付いた商品も出てきています。

「一定期間金利の優遇をつける」について

将来の金利上昇が心配ではあるけれど、目先の金利は低く抑えたいというニーズも多いですので、こういったニーズに応えるため、一定期間、標準金利から一定金利を優遇する商品が多々出てきています。

これらの商品選択に際しては、全期間固定金利型との金利の損益分岐点をシミュレーションしておくことが重要になります。

「金利上昇リスクを回避する商品の発売」

日銀の量的緩和政策が解除されて以来、金利上昇リスクが懸念されていますが、そのような中で金利変動リスクを抑えるために長期間金利を固定する商品が注目されています。

中でもフラット35の利用者は年々増加していて、民間金融機関でも証券化を利用した長期固定型商品を続々と販売しています。

「繰上返済や保証料を無料にする」 について

若い世代のニーズとして、頭金が少ないことから諸経費が割安なものや、繰上返済がいつでも自由に無料でできるものというのがあります。

これらのニーズに応えるため、繰上返済や保証料を無料にする商品や、インターネットで手続ができるものなどが増えています。

「女性向けなどの特約付きの商品の増加」について

最近では、女性が金融機関の重要な顧客になっていることや、失業や病気やケガによって勤務できなくなるなど生活上のリスクに備えるニーズから、様々な特典や特約付きの商品が多く販売されるようになってきています。

特に、三大疾病や失業などで就業できなくなったときに、ローン返済負担が軽減する商品が増えています。

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