住宅ローンの資金計画ガイド ※文字サイズ変更できます


住宅ローンキャンペーンの理由は?


金融機関はどうして住宅ローンキャンペーンをやっているのですか?

近年多くの金融機関が住宅ローンキャンペーンをやっているのは、民間金融機関どおしで住宅ローン競争が激化していることが背景にあります。

その具体的な背景としては次のようなことが考えられます。

モーゲージバンクなど非金融機関の参入
最近はモーゲージバンクと言われるノンバンクや住宅販売会社も住宅ローンを取扱うようになってきていますので、今後ますます住宅ローン商品は多様化、複雑化するものと思われます。

また、今後はさらに顧客獲得競争が激しくなると予想されますので、複雑化した商品の中から自分にとって最適な住宅ローンを選択することがとても大切になってきます。

証券化ローンなど新商品の台頭
証券化ローンが台頭すると、金融機関が長期の金利上昇リスクを金融機関本体から市場に転嫁することができるようになるので、変動型商品へのサービスが広がったと考えられます。

借り手側の意識の変化
借り手側が、住宅販売会社や不動産会社の斡旋によって住宅ローンを選択するよりも、自分に適した住宅ローンを自分で探す傾向になってきているので、それが商品を提供する金融機関側の姿勢を動かす要因になっているようです。

銀行の収益構造の変化
各金融機関が、企業融資よりも担保があって破綻率が低い住宅ローンを収益の柱にシフトさせているという背景もあるようです。

住宅ローン貸し手の官から民への移行
住宅金融公庫の廃止・縮小に向けて、その受け皿として民間ローンが台頭してきました。また、団塊ジュニアを中心とした返済後の退職金の運用を受託するなど、顧客とのつながりのきっかけとしての位置づけを強くしている面もあるようです。
関連トピック
金利優遇キャンペーンについて注意点はありますか?

住宅ローンの顧客獲得のために、各金融機関で様々なキャンペーンが行われていますが、次のような点には注意するようにしたいです。

●金利優遇の条件
●いつからいつまでの金利優遇なのか

金利優遇の条件についての注意点とはどのようなものですか?

金利優遇の条件というのは、例えば、大々的なキャンペーン広告の後に小さく「200×年12月30日までにお申込みいただき、200×年3月末までに申込みいただいた方が対象です」とか、「金利はお借入いただく時の金利が適用されます」などの条件があるケースもありますので、自分は対象になるのかよく確認する必要があります。

また、住宅ローンを利用する際に、公共料金の引き落としや給与振込に指定することなどが条件になっている場合もあります。

利用してみたけれど、実際には金利は優遇されなかったということのないように事前の確認は必須です。

いつからいつまでの金利優遇なのかを注意するとは?

最近では都市銀行を中心に、次のような借入当初一定期間の金利が優遇されるキャンペーンを展開しています。

●当初固定機関2年は基準金利より1.1%金利優遇、当初固定金利5年は基準金利より1.5%優遇…

上記のようなケースは、選択する当初期間によって優遇される金利幅が異なったり、固定期間経過後の金利の取扱いが異なる場合もありますので、自分が選択したタイプはいつからいつまでが何%の金利優遇で、その後はどうなるのかを事前によく確認しておくことが必要になります。

ちなみに、最近は固定期間が経過した後も一定の金利優遇が受けられるところが多いようです。

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