今後、収入も支出も変わらない場合の資金計画は?@
収入も支出も、
今のままずっと変わらないという場合には、
全額を全期間固定金利型で借りるとよいかもしれません。
というのは、返済額は完済まで変わりませんので、
家計の余裕も一定になるという安心感がありますし、
また、何年後にいくらの元金が残っているのかも
明確だからです。
今後、収入も支出も変わらない場合の資金計画は?A
全期間固定金利型ですと、
決まった金額を返済していけばいいので気が楽ですが、
今は変動金利の方が低金利なので、
つい変動で借りてしまう人も多いようです。
実際、変動金利で借りると
当初の返済額は少なくて済みますが、
5年後からの返済額や残債が不透明なので、
万が一、ローン返済額が増えると、
生活に余裕がなくなる可能性があります。
なお、固定金利と変動金利を合わせて借りる場合でも、
固定金利部分での借入比率を
きるだけ高くすることをお勧めします。
将来の金利がどう動くかわからない場合の対処方法は?
そのような場合には、
全額を全期間固定金利型にするか、
たとえ変動金利と併用したとしても、
全期間固定金利の割合を多くすれば、
返済額は一定か動きが小さい分、安心できるといえます。
低金利ローンを選択する場合のポイントは?
低金利のローンを選ぶ場合には、
次のようなポイントを押さえておきたいです。
●将来的に家計にゆとりが出るのであれば、
金利が上昇して返済額が増えても
返済できる可能性があります。
●変動金利や短期の固定期間選択型の
低金利のローンを借りるのも1つの選択です。
●家計にどれくらい余裕が出るのか、
金利の上昇はどれくらいまで大丈夫なのかを
シミュレーションしてから借りるようにしたいです。