住宅ローンの金利タイプはどう選ぶ?@
固定金利、
固定金利期間選択型、
変動金利型の住宅ローンについては、
どのタイプにも
メリットとデメリットがあります。
住宅ローンの金利タイプはどう選ぶ?A
なので、低金利時代であるから
絶対に固定金利型であるとか、
高金利時代だから
絶対に変動金利型という
型どおりの選択方法ではなく、
それぞれの返済可能金額や
住宅購入時の家族構成や
今後のライフイベントに応じて、
住宅ローンの選択はしていきたいところです。
前述したように、
年齢と収入と勤続年数だけで
住宅ローンを選択できるわけでもありませんから、
住宅を購入する際には、
必ずライフプランニングを行い、
家族それぞれのイベントや
それに対する収支を計算した上で行いたいです。
その際には、
次のようなシミュレーションを行う必要があります。
■どの程度であれば月々の返済が可能か
■その可能な金額にするためには、3つのタイプのうちどの住宅ローンを選択すればいいのか
■その場合、いくらまで借りることができるのか...など
変動金利型は本当に有利なの?
ここ最近、
テレビの報道番組や新聞記事などでは、
住宅ローンの変動金利型を選択している人が
かなり増えていると伝えているようです。
また、ある大手銀行では、
住宅ローン利用者の80%以上の人が
変動金利型を利用しているという記事などもあるようです。
実際のところは、
確かにここ10年以上金利は
低金利状態を続けていますので、
この低金利を利用しようという考え方自体は、
全く的外れであるとはいえません。
しかしながら、その場合でも、
前述したようなそれぞれの金利タイプのメリット・デメリットは
しっかりと押さえた上で実行するようにしたいものです。
つまり、変動金利は、
将来、金利が上昇するリスクがある
ということを忘れないでいただきたいということです。