20代DINKS:夫1人で借入OKのケース

夫1人の年収でローンが組めるケースは?@

夫1人の年収で、住宅ローンが組めるケースの場合、
夫婦間で、住宅の持分について
特に何もこだわりがないときは、

 

通常は夫の名義で
住宅ローンを組んでしまうケースも多いようです。

夫1人の年収でローンが組めるケースは?A

このパターンの場合、
妻が返済途中で働かなくなるような状況になっても、
基本的には問題ありません。

 

とはいえ、このケースの場合、
実際には夫婦共稼ぎの原資の中で、
生活費や住宅ローンのやりくりをしているわけですので、

 

住宅ローンは夫が支払っていても、
実際には、妻の稼ぎの中から
返済額に充当されている部分はあるといえます。

 

なので、この場合には、住宅ローン控除は
もちろん夫だけしか利用することができませんし、

 

場合によっては、
妻から夫に対して贈与があった
とみなされることがあるかもしれません。

 

こうしたことを考えますと、
収入合算による住宅ローンを組んで連帯債務をし、
出資に応じた持分での共有登記にする
ということも検討してみたいところです。

 

ただし、資金的には余裕があるからといって、
借り過ぎないように注意が必要です。

 

借入可能額が増えることによって、
必要以上の物件に目が行ってしまうということは
よくありますのでくれぐれも注意したいです。

 

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共有登記の割合はどうやって決めるの?

共有登記の割合を決める場合には、
年収の割合のみならず、
頭金を含めた取得価格全体に対して、
それぞれがどのようにお金を出していくかによって決めていきます。

 

ちなみに、結婚後に貯めた貯金などは、
夫名義の口座から出金されたとしても、
実際には夫婦2人で貯めたものと考えて、
その場合には年収で按分するのが妥当と言われています。

 

なお、詳細については、税務署にお問い合わせ下さい。

 

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