借換えのメリットを受けやすいケースとは?@
住宅ローンの残りの期間によっては、
その期間と同じ固定期間のある商品が存在すれば、
借換えのメリットを享受できますので、
検証してみたいところです。
借換えのメリットを受けやすいケースとは?A
具体的には、
残期間が短ければ短いほど、
最近の各金融機関の優遇キャンペーンの
金利の幅が大きいのでメリットは受けやすいです。
ライフプランを考えずにローンを組んでしまった場合の借換えは?
ライフプランをしっかり考えないで
住宅ローンを組んでしまったような場合、
例えば、子供の教育資金と、住宅ローンの返済額の増額が
重なってしまうなどということはよくあります。
そのような場合には、
まずは返済額を減らすことを考える必要がありますから、
金額的には、変動金利型のローンへの借換えが有効といえます。
ちなみに、金利が1.5%以下の商品もあります。
現在、もし4%で借りているとしたら
2.5%も違いますから、
これはかなり大きなメリットがあるといえます。
ただし、これは借換え時の金利が上昇しない
という前提のもとでということであり、
金利が上昇していった場合には、
そのメリットはどんどん縮小していきますので注意が必要です。
なので、4%というのはすぐにならないとしても、
常に金利の状況を確認して、
どのタイミングで固定に切り替えるか、
あるいは家計の上でも教育費やその他支出との兼ね合いで、
どこまでローンの返済にまわすことができるのかを検討しながら、
次の借換えのタイミングを図っていく必要があります。
なお、金利の動きを見誤ってしまうと、
月々の返済額も総返済額もかえって増えてしまった
などということにもなりかねませんので、
常に注意を払っていく必要があります。