住宅ローンを滞納したら？①
住宅ローンを6か月以上滞納し、
保証会社が債務を履行した場合には、
今度は保証会社に対して返済をしていくことになります。
そして、
最終的に支払えないということになると、
不動産を処分して返済をすることになります。
住宅ローンを滞納したら？②
この場合、競売や任意売却という方法で
処分することになりますが、
その金額で
ローンを全額返済することができなければ、
家も失いローンだけが残る
という最悪の状況になってしまいます。
こうした事態を避けるためにも、
もし住宅ローンが支払えなくなりそうな状況になりましたら、
早めに相談をしたり
返済方法の変更を行うことが必要です。
個人版民事再生法とは？
個人版民事再生法というのは、
住宅ローンを抱えた個人債務者が
住宅を手放さずに再生するための手続きを行う法律です。
住宅ローン以外にもローンを抱えていて、
住宅ローンの返済が困難になっている
というような状況の場合には、
この個人版民事再生法の利用も検討する必要があります。
ちなみに、その場合には、
弁護士への相談が必要になります。
早めの行動が大切
住宅ローンの返済を滞らせないためにも、
常に自身のローンの内容や金利状況を把握し、
早め早めの対応をとることによって、
無事に返済を終えるたいところです。
ただし、もし万一、
返済が滞るような状況に陥りそうになった場合には、
現在の厳しい経済状況の中、
各金融機関も住宅ローンの返済の見直しに対しての
相談窓口を広げていますので、
まずは現在の借入機関へ相談することが重要です。