20代DINKS:夫1人では借入不可のケース

夫の年収だけでは住宅ローンが組めないケースは?@

夫の年収だけでは
希望額の住宅ローンが組めないというような場合は、

 

次のような夫婦の収入合算で住宅ローンを借りるか、
あるいは、夫婦それぞれ別のローンを組むかの選択になります。

夫の年収だけでは住宅ローンが組めないケースは?A

<収入合算でローンを組む>
収入合算をについては、次のような点に注意したいです。

 

■共有名義にした場合には、頭金や年収に応じて按分した土地や建物の持分割合での登記が必要になること

 

■合算者がプラスできる年収の額は、住宅金融支援機構融資の場合には100%ですが、民間の金融機関では50%のところが多いこと

 

■収入合算が可能なのは、配偶者と直系親族であること

 

■収入合算者の年収が103万円以下であり、かつ、納税に関する証明書が発行されない場合には、勤務先から給与証明書等の書類をもらい証人を受ける必要があること

 

<夫婦別々にローンを組む>
基本的にDINKSというライフスタイルを考えているものの、
仕事の面では、
現在の雇用状況等を考えると不安な部分があるとか、

 

子供については気が変わることがあるかも、
というような状況も当然予想されます。

 

そういった場合には、
夫婦で長期のローンを組んでしまうよりも、
妻は5年程度の短期のローンを組み、
夫は長期のローンを組むことによって、
当初の5年間でできるだけ返済していくという方法も考えられます。

 

また、5年後も特にライフスタイルの面で特に変更がなければ、
これまでのローンの支払分を貯蓄に回して、
老後の資金の準備にしたり、
繰り上げ返済の原資として投入して、
返済期間の短縮や総返済額の減少を図るという方法もあります。

 

なお、この方法の場合、当初2つのローンを組むため、
それぞれに手数料が掛かってしまいますので、
その点には注意が必要です。

 

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