住宅ローンの借り方・返し方のポイントは?@
住宅ローンの資金計画を立てる際には、
次のようなポイントを押さえておきたいです。
●現在の家計の状況を把握し、
将来の家計を予測します。
住宅ローンの借り方・返し方のポイントは?A
●将来の家計の変化をベースにして、
住宅ローンの選択方法や返済方法を考えます。
●家計の変化は、将来の家計の余裕分が
「増える」「減る」「変わらない」
のどれなのかがポイントとなります。
返済期間は長い方がいいの?
返済期間を長くしておくと、
毎月の返済額は少なくなりますので、
できるだけ長期の返済期間で借りておいて、
返済が楽な分、たくさん貯金をして
繰り上げ返済をしようと考えるひとも少なくないようです。
これですと、毎月貯金できる金額を
調整できてよさそうですが、
将来、収入が減ったり、出ていくお金が増えていたりで
住宅費にまわせるお金が少なくなったら、
繰り上げ返済のための貯金もできなくなるかもしれません。
よって、あまり長期の返済期間は
避けた方が無難といえそうです。
返済期間が短期になると毎月返済額は増えますが、
それでも定年退職までに完済できる返済期間で
借りるのが鉄則といえます。
退職金の一括返済はどうか?
退職金による一括返済については、
退職金が確実に出て、ローンの残りを支払っても
老後資金が確保できるのであれば問題ありませんが、
今の時代は退職金は
当てにしない方が無難といえそうです。
よって、もし退職金が出ても、
老後の生活資金としてとっておいた方が安心です。