返済期間の決め方のポイントは?@
住宅ローンの返済期間をどうすればいいかについては、
次のようなポイントを押さえておきたいです。
●将来的に住宅費にまわせるお金が減るのであれば、
繰り上げ返済の貯金は
なかなかできないものと考えた方が無難です。
返済期間の決め方のポイントは?A
●退職金で住宅ローンを一括返済しようと考えずに、
老後の資金と考えておくのが無難です。
●定年退職までに完済できる返済期間で借りておくと安心です。
ちなみに、返済期間が短くなると、
毎月の返済額は多くなりますが、
退職して年収が減ったときに
ローン返済がないのは安心であり、
また、利息も少なくなります。
家計が変化する時期がわかっている場合の返済方法は?
あと5年で共働きを辞める収入が減るとか、
あと10年で子供が高校や大学に進学をするので
教育費の負担が増えるなど、
家計の変化の時期がわかっている場合には、
どのような返済方法いいのでしょうか?
このような場合は、
収入が減ったり、支出が増えたりしても
無理なく返済していける金額を、
毎月返済額の上限にしておくのもいいのですが、
もし、当初の返済期間で
家計に余裕があるのであれば、
収入ダウンあるいは支出アップするまでの間は、
繰り上げ返済に励むのもよいと思われます。
この場合の繰り上げ返済は、
ケースバイケースですが、利息軽減効果が高いので、
当初の毎月返済額に無理がなければ
期間短縮型を優先して検討したいところです。
ただし、将来的に
家計が苦しくなる可能性があるかもしれないという場合は、
返済額軽減型の検討も必要といえます。